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わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書) 新書 – 2019/2/15
池上 彰
(著)
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購入オプションとあわせ買い
コピペやフェイク紛いの「エセ情報」が、インターネットやSNS、さらには新聞や日常会話にまで溢れている。
安易な「わかりやすさ」を売りにするバラエティ番組は、事態をさらに悪化させている。
私たちは、どうすればホンモノの「情報」や「知識」を得られるのか?
ニュースの世界における「わかりやすさ」の開拓者が、行き過ぎた〝要約〟や、出所不明の〝まとめ〟に警鐘を鳴らし、真の情報探索術を伝授する。
日本で最も「わかりやすい」解説者がその罠について論じた、池上流・情報処理術の決定版!
◆目次◆
序章 「わかりやすさ」への疑問
第一章 その「わかりやすさ」、大丈夫ですか?
第二章 ネットの「真実」の向こう側
第三章 「知る力」を鍛える
第四章 「わかりやすさ」のその先へ
◆著者略歴◆
池上彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。
73年、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
2005年よりフリーに。著書に『伝える力』『そうだったのか!現代史』『知らないと恥をかく世界の大問題』『世界を動かす巨人たち』ほか多数。
佐藤優との対談新書『新・戦争論』『大世界史』も話題に。
安易な「わかりやすさ」を売りにするバラエティ番組は、事態をさらに悪化させている。
私たちは、どうすればホンモノの「情報」や「知識」を得られるのか?
ニュースの世界における「わかりやすさ」の開拓者が、行き過ぎた〝要約〟や、出所不明の〝まとめ〟に警鐘を鳴らし、真の情報探索術を伝授する。
日本で最も「わかりやすい」解説者がその罠について論じた、池上流・情報処理術の決定版!
◆目次◆
序章 「わかりやすさ」への疑問
第一章 その「わかりやすさ」、大丈夫ですか?
第二章 ネットの「真実」の向こう側
第三章 「知る力」を鍛える
第四章 「わかりやすさ」のその先へ
◆著者略歴◆
池上彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。
73年、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
2005年よりフリーに。著書に『伝える力』『そうだったのか!現代史』『知らないと恥をかく世界の大問題』『世界を動かす巨人たち』ほか多数。
佐藤優との対談新書『新・戦争論』『大世界史』も話題に。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2019/2/15
- 寸法10.6 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104087210669
- ISBN-13978-4087210668
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対象商品: わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)
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商品の説明
著者について
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。73年、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。著書に『伝える力』『そうだったのか!現代史』『知らないと恥をかく世界の大問題』『世界を動かす巨人たち』ほか多数。佐藤優との対談新書『新・戦争論』『大世界史』も話題に。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2019/2/15)
- 発売日 : 2019/2/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4087210669
- ISBN-13 : 978-4087210668
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 86,977位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 85位メディアと社会
- - 178位集英社新書
- - 2,117位実用・暮らし・スポーツ
- カスタマーレビュー:
著者について
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ジャーナリスト。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。今さら聞けないニュースの本質をズバリ解説。テレビでも大活躍中(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池上彰の知らないと恥をかく世界の大問題37 イラスト図解版 (ISBN-13: 978-4047318229 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月6日に日本でレビュー済み
「わかりやすさ」の伝道師、池上彰。(1950年長野県生まれ)。最近壁に
ぶつかっている。せっかく一生懸命わかりやすく、世の中の動きを教えても、
視聴者は「ああ、池上先生さすがですね。よーくわかりました。ありがとう」と
いうだけで、その先に進まず、しかも次に会ったら話したことはきれいさっぱり
忘れている。わかったことに安住して、そこで思考停止して、そこからさらに
生じる疑問を自分で調べるなんてやつはいない。こんなことでいいのか。
ということで、この本のテーマは次の3点。
1.フェイクとネットと「わかりやすさの罠」の関係。
2.池上彰自身の「情報入手」方法&学び方の紹介。
3.「わかりやすさ」の先に進むために人が鍛えるべきこと。
池上の実際の体験を織り交ぜながらの話だから説得力ある。とくに池上の番組と
裏番組との熾烈な競争、視聴率のナイショ話など面白い。
池上氏の生活。睡眠時間5時間/日。酒は飲まないし夜のおつきあいもなし。
毎月25本の締め切り。そのため基本情報として新聞は13紙に目を通す。それと
毎日書店巡り。これはと思った本はためらわず買う。新書2時間/冊 単行本
3~4時間/冊。SNSはしない。ツイッターもしない。(というかやる時間が
物理的にない。)こんな具合である。非常にストイック。
私なんかスキマ時間にスマホのニュース(ほとんどくだらない)をよく見ている
が、これは絶対にしてはいけないと池上はいう。というのも、新聞をざっと読む
のと違って、ネットはすでに私がどういった人間であるかよく知っているから、
私の好みそうな情報ばかり選別して送ってくる。だから、私のゆがんだ性格、
いびつな政治的主張、奇矯な性的嗜好は、ネットによって自分の知らないうちに
助長され、より過激になっている。そうなのか、思いあたるふしもある。
「わかった」で停まらずにその先に進むために、それぞれが「知る力」を
磨けという著者の主張はそのとおりだと思う。そしてその実践論としての
池上のアドバイスも参考になる。この本は単なる技術論から、人はいかに生きる
べきかという人生論にもなっている。しかし、私はどこまでいっても(どんなに
学んでも)この世の中はすっきりとはわからないような気もする。どこまで
細部に分け入ってもフラクタル(自己相似的)なのだ。夏目漱石も言っている。
・・世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。一遍起こった事は
何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから他にも自分にも解らなく
なるだけの事さ。・・ (『道草』)
そう、この世の中はあまりに複雑でそんなに明解にはわからない。そのことを
踏まえて、それでも私たちは真実の姿を追い求めなくてはならないと池上は
主張するのである。
Amazonで購入
「わかりやすさ」の伝道師、池上彰。(1950年長野県生まれ)。最近壁に
ぶつかっている。せっかく一生懸命わかりやすく、世の中の動きを教えても、
視聴者は「ああ、池上先生さすがですね。よーくわかりました。ありがとう」と
いうだけで、その先に進まず、しかも次に会ったら話したことはきれいさっぱり
忘れている。わかったことに安住して、そこで思考停止して、そこからさらに
生じる疑問を自分で調べるなんてやつはいない。こんなことでいいのか。
ということで、この本のテーマは次の3点。
1.フェイクとネットと「わかりやすさの罠」の関係。
2.池上彰自身の「情報入手」方法&学び方の紹介。
3.「わかりやすさ」の先に進むために人が鍛えるべきこと。
池上の実際の体験を織り交ぜながらの話だから説得力ある。とくに池上の番組と
裏番組との熾烈な競争、視聴率のナイショ話など面白い。
池上氏の生活。睡眠時間5時間/日。酒は飲まないし夜のおつきあいもなし。
毎月25本の締め切り。そのため基本情報として新聞は13紙に目を通す。それと
毎日書店巡り。これはと思った本はためらわず買う。新書2時間/冊 単行本
3~4時間/冊。SNSはしない。ツイッターもしない。(というかやる時間が
物理的にない。)こんな具合である。非常にストイック。
私なんかスキマ時間にスマホのニュース(ほとんどくだらない)をよく見ている
が、これは絶対にしてはいけないと池上はいう。というのも、新聞をざっと読む
のと違って、ネットはすでに私がどういった人間であるかよく知っているから、
私の好みそうな情報ばかり選別して送ってくる。だから、私のゆがんだ性格、
いびつな政治的主張、奇矯な性的嗜好は、ネットによって自分の知らないうちに
助長され、より過激になっている。そうなのか、思いあたるふしもある。
「わかった」で停まらずにその先に進むために、それぞれが「知る力」を
磨けという著者の主張はそのとおりだと思う。そしてその実践論としての
池上のアドバイスも参考になる。この本は単なる技術論から、人はいかに生きる
べきかという人生論にもなっている。しかし、私はどこまでいっても(どんなに
学んでも)この世の中はすっきりとはわからないような気もする。どこまで
細部に分け入ってもフラクタル(自己相似的)なのだ。夏目漱石も言っている。
・・世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。一遍起こった事は
何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから他にも自分にも解らなく
なるだけの事さ。・・ (『道草』)
そう、この世の中はあまりに複雑でそんなに明解にはわからない。そのことを
踏まえて、それでも私たちは真実の姿を追い求めなくてはならないと池上は
主張するのである。
2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
指導側からの視点を期待していたが、そもそも受信者としての姿勢だった。
内容も、最終章の第一文で述べられていることが、この本を物語っている。
池上氏の記者時代の話が多く、タイトルに関する記述は正直あまり類書と差が見られなかった。
内容も、最終章の第一文で述べられていることが、この本を物語っている。
池上氏の記者時代の話が多く、タイトルに関する記述は正直あまり類書と差が見られなかった。
2021年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段なら読まないだろう新書。
子供の夏休みの宿題のために購入しましたが、逆に普段読まないから面白かったです(私が)。
ニュース解説でよくお見かけする池上さんらしい文章。学生さんがこれからニュースを学ぶとしたら、いい一冊になるように思います。
子供の夏休みの宿題のために購入しましたが、逆に普段読まないから面白かったです(私が)。
ニュース解説でよくお見かけする池上さんらしい文章。学生さんがこれからニュースを学ぶとしたら、いい一冊になるように思います。
2019年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報と知識へのこだわりを綴ったエッセイ集
わかりやすさについて書かれた記述もあるが、あくまでニュースのわかりやすさに書かれている。
わかりやすさの分析を全くしていないとは言えないが、不十分な印象を持った。
題名の冒頭にあるのに主題ではない。このため私は肩透かしを食った気分になった。
正しい知識、情報をどのように得るについてが本書で最も注力されている題材だと思う。
ひととおり情報源との接し方について網羅されていた。新聞、書店からの情報の得方が
普通の人とはかけはなれている。新聞は13紙を定期購読し、書店めぐりは日本国内だけでない。
ジャーナリストにとって情報は売り物、知識は商売道具なのでこのような努力が取引先への信頼感に
つながっているのだろうと感心した。
また、筆者はネットに接することは少ないという。ネットからの情報収集法には
これといった際立った記載はなかった。インターネット導入以前から上記のような
情報収集をしているのなら、インターネットについての知識は乏しくなっていく一方なのではないか
と思った。あるいは、著者はまだインターネットからの情報収集は確信をもってこれというような収集法を
確立できていないため、提供できないと思っているかもしれない。そうであれば、そのプロ意識、こだわりが
著者らしく、面白いとは思う。しかし、受け手としては物足りなさを感じた。
多少正確でなくても提示してほしいと思うが、多分それは著者がする事ではないと思った。
わかりやすさについて書かれた記述もあるが、あくまでニュースのわかりやすさに書かれている。
わかりやすさの分析を全くしていないとは言えないが、不十分な印象を持った。
題名の冒頭にあるのに主題ではない。このため私は肩透かしを食った気分になった。
正しい知識、情報をどのように得るについてが本書で最も注力されている題材だと思う。
ひととおり情報源との接し方について網羅されていた。新聞、書店からの情報の得方が
普通の人とはかけはなれている。新聞は13紙を定期購読し、書店めぐりは日本国内だけでない。
ジャーナリストにとって情報は売り物、知識は商売道具なのでこのような努力が取引先への信頼感に
つながっているのだろうと感心した。
また、筆者はネットに接することは少ないという。ネットからの情報収集法には
これといった際立った記載はなかった。インターネット導入以前から上記のような
情報収集をしているのなら、インターネットについての知識は乏しくなっていく一方なのではないか
と思った。あるいは、著者はまだインターネットからの情報収集は確信をもってこれというような収集法を
確立できていないため、提供できないと思っているかもしれない。そうであれば、そのプロ意識、こだわりが
著者らしく、面白いとは思う。しかし、受け手としては物足りなさを感じた。
多少正確でなくても提示してほしいと思うが、多分それは著者がする事ではないと思った。
2019年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルのとおりです。
行間を読むと、大切なことが学べます。
・新聞の重要性や読み方、
・ネット情報の危険さ、
・キャスターとは何か、
・書店通いの勧め
・新書の勧め
・スマートフォンは最低限に
などなど、勉強になりました。
空き時間、ネットを観ている場合ではないぞ!
と腑に落ちました。
1000円でおつりがくる価格で、
これだけ勉強させてもらえるのだから、
新書はありがたい!と思いました。
何度も読み返したい本です。
行間を読むと、大切なことが学べます。
・新聞の重要性や読み方、
・ネット情報の危険さ、
・キャスターとは何か、
・書店通いの勧め
・新書の勧め
・スマートフォンは最低限に
などなど、勉強になりました。
空き時間、ネットを観ている場合ではないぞ!
と腑に落ちました。
1000円でおつりがくる価格で、
これだけ勉強させてもらえるのだから、
新書はありがたい!と思いました。
何度も読み返したい本です。
2020年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SNSやネットニュースは真偽の判断を。
フェイクニュースに気をつけましょう。
日本には本物のキャスターはいません。
芸人の情報番組での発言は信用できません。
新聞と本を読みましょう。
時間の無駄なので私はSNSはやっていない。
売れっ子なので睡眠は一日5時間です。
といったような素人ブログレベルの内容で、とてもタイトル「池上流『知る力』の鍛え方」とは程遠い羊頭狗肉。帯にあるように「騙されてはいけない!」ことを体現しており、新書というジャンルには値しない。
フェイクニュースに気をつけましょう。
日本には本物のキャスターはいません。
芸人の情報番組での発言は信用できません。
新聞と本を読みましょう。
時間の無駄なので私はSNSはやっていない。
売れっ子なので睡眠は一日5時間です。
といったような素人ブログレベルの内容で、とてもタイトル「池上流『知る力』の鍛え方」とは程遠い羊頭狗肉。帯にあるように「騙されてはいけない!」ことを体現しており、新書というジャンルには値しない。
2019年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池上彰さんによれば、「週刊こどもニュース」を11年間担当していたことで、「それじゃわからないよ」と頭の中にいる小学五年生の「池上くん」がいつも教えてくれるのだそうだ。私は池上彰さんが書く「そうだったのか!」シリーズは、現在では全く読もうと思わない。私も以前なら「知識」を披露するためなのか、自尊心の為なのか、そういう「知識」を振り回すことで、「承認欲求」を満足させようと無意識に思っていた様だ。最近ようやく、その欲求を制御する様になった。
「わかりやすさ」は編集された後の「出来事」であり、新聞や書物の大半は校正や検閲などが入り、文章の運びの中で読まされべき「知識」へ、しらずしらずに導かれてしまう。池上彰さんはその「鵜呑み」に待ったをかける。
私は今でこそかなり疑り深い人間で、新聞の活字ですらその「裏」を取らないと「情報」を事実として受け止めない様になっている。その理由は、20代に出版社にいたのだが、校正や文章をバリバリ削られて記事にされた経験が多く、「ありのまま」の情報はメディアで伝えるわけではないことを嫌という程知ってしまったからだ。
新聞社には編集デスクや編集長、そして縦割り社会が跋扈する極めて狭いコミュニティの面もある。新聞社の政治傾向は媒体によって違いが起こるのは当然で、このことはさすがに知っていた。寧ろ面白かったのは、この人の生活サイクルの方で、睡眠は5時間、酒は飲まない、SNSは一切手を出さない、新聞は13紙は目を通し、これはと思った本は迷わず買うなど、月25本の原稿の締め切りに追われる、非常に禁欲的(活字中毒なのでこの言葉がそぐわないのだが)な毎日だ。このライフサイクルに匹敵するのは佐藤優氏であろうが、お互いが似た者同士なので二人で対談や共同で著書を出している様だ。
私はしがないサラリーマンなので、このライフスタイルはとても真似出来ないが、最近読書が出来ていないので、少しは見習いたい。私は複雑なことを複雑のまま、ありのままに知ろうとすることと、容易に鵜呑みにせずに精査して考えて理解しようとすることが大切だなとこの本を読んで改めて考えた。
「わかりやすさ」は編集された後の「出来事」であり、新聞や書物の大半は校正や検閲などが入り、文章の運びの中で読まされべき「知識」へ、しらずしらずに導かれてしまう。池上彰さんはその「鵜呑み」に待ったをかける。
私は今でこそかなり疑り深い人間で、新聞の活字ですらその「裏」を取らないと「情報」を事実として受け止めない様になっている。その理由は、20代に出版社にいたのだが、校正や文章をバリバリ削られて記事にされた経験が多く、「ありのまま」の情報はメディアで伝えるわけではないことを嫌という程知ってしまったからだ。
新聞社には編集デスクや編集長、そして縦割り社会が跋扈する極めて狭いコミュニティの面もある。新聞社の政治傾向は媒体によって違いが起こるのは当然で、このことはさすがに知っていた。寧ろ面白かったのは、この人の生活サイクルの方で、睡眠は5時間、酒は飲まない、SNSは一切手を出さない、新聞は13紙は目を通し、これはと思った本は迷わず買うなど、月25本の原稿の締め切りに追われる、非常に禁欲的(活字中毒なのでこの言葉がそぐわないのだが)な毎日だ。このライフサイクルに匹敵するのは佐藤優氏であろうが、お互いが似た者同士なので二人で対談や共同で著書を出している様だ。
私はしがないサラリーマンなので、このライフスタイルはとても真似出来ないが、最近読書が出来ていないので、少しは見習いたい。私は複雑なことを複雑のまま、ありのままに知ろうとすることと、容易に鵜呑みにせずに精査して考えて理解しようとすることが大切だなとこの本を読んで改めて考えた。